澪工房

2020.9.5

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酒井です。

 

コロナ禍で生活様式が変わった中で、家具をアルコール消毒するという事が当たり前になりつつあります。

 

 

 

特にダイニングテーブルはよく手で触れる家具ですので使うたびにアルコールスプレーを吹いているご様子もお聞きします。

 

 

 

ウレタン塗装ですと耐水性があるのでアルコールも大丈夫というイメージがあるかもしれませんが、

 

 

実はウレタン塗装アルコール耐性を持っておりません。

薄めた塩素系漂白剤の耐性も持っておりません。

 

ですが使ったからといって、直ちに劣化するほど家具のウレタン塗装は弱くありませんのでご安心ください。

 

コロナ禍から約半年が経ちましたが、初期の頃から頻繁に消毒している家具には、若干影響がでている恐れがあります。

 

当初はここまでの影響を考えておりませんでしたので、短期間のアルコール消毒なら問題はないと思っておりました。

しかもネットなどで当たり前のように家具にもOKとされており、安心して使用している方も多いと思います。

 

 

まだまだコロナ禍の終わりが見えない状況ですので、劣化が進む前に知って頂きたいと思っております。

 

 

 

劣化具合は手で触れると分かります。

ウレタン塗装の表面がべたつき始めておりましたら、初期の劣化の合図です。

テーブルの裏面を触っていただければ劣化の進行具合が分かると思います。

 

そのまま対策をせずに毎日繰り返し吹き続けますと、艶の変化、塗膜の劣化、剥離を起こす原因となります。

そして初期状態に起こる表面のべたつきは、汚れがつき易くなってしまい、かえって不衛生になります。

 

 

 

 

 

ウレタン塗装のそういったデメリットを含めますと、考え方によってはオイル塗装の方が優れているかもしれません。

毎日アルコール消毒をしてオイルが抜けてしまっても、月に一回ペースでオイルを塗れば復活しますので、衛生的と考えられます。

 

 

 

 

では既にウレタン塗装の家具をお持ちの方はどういう対策をすればいいのかと言いますと

 

 

①アルコール系や塩素系が入っていないものを使用する


長期間、消毒を続けるのであれば、やはり上記が入っていないものをおすすめいたします。

色々ある中でも市販の家庭用洗剤の主成分である「界面活性剤」が手軽です。

niteウェブサイトにて新型コロナウイルスに有効な洗剤が公表されております。

https://www.nite.go.jp/information/osirasedetergentlist.html

 

この中でもウレタン塗装に優しい「中性」の家具用洗剤を選んでいただけますと安心して長くご使用いただけます。

 

 

 

②アルコールスプレーを直接家具に吹かない事


アルコール度数80%以上の液を直接吹いてしまうと必要以上に使ってしまい、表面が傷みます。消毒スプレーは布巾に吹いてから表面を拭いてください。

そうしますと、塗装のダメージは最小限に防げます。

背に腹はかえられないと思われる方は、この方法を行ってください。

 

 

 

 

 

 

以上の方法が当社のおすすめです。

 

 

 

酷く劣化してしまったウレタン塗装を直す方法は、塗装を剥がして再塗装する方法しかありません。

当社でもよくご相談を頂いており、自社製品、他社製品問わずにテーブルの再塗装しておりますが、大体8万円以上の費用が掛かります。

 

そうなってしまう前に、気を付けていただければと思います。

 

 

また、現在、木工塗料メーカーが作ったウレタン塗装を傷めない抗ウイルススプレーが注目されております。

当店でも取り扱う事を考えておりますので、販売開始しましたら改めてご報告させていただきます。

 

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